2010年3月2日火曜日

なんで宿...なんだっけ?




ダンナです。そういえば「なぜ京都?」は書きましたが、「なぜ宿?」は書かなかいまま、宿をやる前提で話を進めていますね…。

うちの嫁は「思想」とか「思い」といった根っこからちゃんと入る人ですが、僕はどうも場所とか、内装とかそういう「形」とか「枠組み」から入りがちなんだよなぁ…。

うー..、まぁ、うまく役割分担されているということだとは思うとして…。

自分の頭の整理の意味でも「なぜ宿?」を書いておこうと思います。

まず前提として、僕の中で「宿」というのは、「人」や「文化」が新たな出会いと、核融合を繰り返す装置である(というかそうしたい?)という基本スタンスがあります。

★1 大切な人を生涯お迎えできる場をつくりたい
嫁も書いていましたが、ありがたいことに我が家は月に2~3回は誰かが遊びに来てくれます。人の家に遊びにいくというのは気を使うものだと思うのだけど、それでも気軽に来てくれるというのは本当に、本当にありがたいことだと思うのです。実際、その時間はかけがえがないほど大切で、楽しい時間で、そんな人たちとの関係を生涯にわたって大切にし、いつでもフラッとこれるような場をつくりたい。そんな風に思っています。

★2 一期一会を楽しむ場をつくりたい
宿での出会いこそ「一期一会」だと思うのです。毎日新たな出会いがあり、そして別れがある。それが延々と繰り返されていく。一日一日をしっかり噛み締める様に生き、新たな人との出会いを楽しむ。そして、目の前にいる方に、おもてなしをしたい。そんな気持ちがあります。

★3 知らなかった価値観に、クリエイターとして刺激され続けたい
僕は仕事でもプライベートでもゼロから何かを生み出して、形にしていくプロセスが大好きです。これがないと体が疼くというか(笑)、生涯モノを作り続けたいなぁと思うのです(このブログもクリエイティブのプロセス)。
そして僕が好きなモノづくりのスタイルは、全く別の価値観を持った人や、違う土俵にいる人同士が集まって、相互に刺激しあいながら作っていくというスタイルなのです。
数年前に上の画像のようなマインドマップを書いて、仲間と一緒に色々実験的で、面白いと思えるような活動をしていた時期がありましたが、今も根底に流れる気持ちは同じです。

特に今は興味があるのが京都という伝統と文化の地で、新たな風を吹かせている同世代の人。伝統や文化というのは常に革新の連続で強くなっていくと思うのですが、京都という地でそれをしているような、そんな方々と出会い、何かを作り上げるような場を作りたいと考えています。
そして広くは京都、嵐山、嵯峨野という地の「街づくり」につながるような、その一翼を担いたいという気持ちがあります。

うーん…。大分長いなぁ…。
もし最後まで読んでいただいた方がいらっしゃったら本当にありがとうございます(笑)

ダンナ

2 件のコメント:

  1. こんばんは☆彡
    ツイッターから参りました。
    嵯峨野でお宿をされる計画と知り、とても興味津々です。
    現在、太秦という、半分嵯峨野みたいなところに住んでます。
    コンセプトが出来上がっているのですね♪
    それさえあれば後は順調、、ですね(^_^)
    また拝見させていただきます。

    返信削除
  2. AKIRAさん、ありがとうございます!
    太秦は映画の撮影所があるところですね?
    京都に行った際には是非よろしくお願いします。
    まだ宿ができるには遠い、遠いみちのりですが...
    応援よろしくお願いしまーす

    ダンナ

    返信削除