2010年9月16日木曜日

妊娠 切迫流産 重度の悪阻 切迫早産

嫁です

宿とは関係ないですが この時期にこんなことが
あったという記録のため 書いておこうという気になりました

去年 婦人科系の病気を患い 完治はしていますが
赤ちゃんがほしい場合は 1日でもはやくねと お医者様に
助言され 少しブログでもおわかりのとおり

京都には まもるべき土地やお墓があり
だんなさんの先祖が大切にしてきたものを 私としては
せっかく すてきな縁に恵まれ愛するひとと 
結ばれることができたのだから
自分の力で 後世につなげていきたいと強く思っていました
 
だんなさんは優しいので プレッシャーに思うことはないよ、
二人だけの人生だって 楽しいのだからっていってくれていましたが。

そして ハネムーン帰国後 すぐ妊娠がわかり
去年の病気のことがあったから 望むとおりに
赤ちゃんを授かれたことが 本当にうれしくて
二人で 喜んでいたのも つかのま

大量出血が1ヶ月とまらず お医者様の診断は
切迫流産の重症 しかも赤ちゃんの位置すら悪いとのことで

あきらめる覚悟を。まで言われ 仕事もやめ安静にしながら落ち込む毎日


妊娠は一度きりではないし ちゃんと妊娠できるとわかっただけでも
すばらしいことだと なんとか 前向きになっていった

赤ちゃんは すごく 頑張り屋さんだった あれだけの症状だったが
切迫流産の危機を乗り越えたのだ

産まれてきたいっていってくれてるようだった

一瞬 安心したのだが 次にやってきたのは
重度の悪阻つまりつわりである

最初は男性であるだんなさんに つわりの辛さを理解してもらえるまで
時間がかかった 一人でたくさんお酒を飲んでたり
仕方ないけど つきあいで 夜中まで帰ってこなかったり
そんなこともあった

私のつわりはつい最近までと長かった上
食べては吐くの繰り返し 実家へ帰る電車でも何度も
途中下車して ホームで吐いちゃったり
そのうち 喉か食道がたえられず 血まで吐く毎日

その後歯医者にいった際 つわりがひどかったこと 的中された
吐くときに胃酸がでるが それにより 口内がいまだ ただれているらしい

吐くという行為は 気持ち悪いだけでも嫌なのに
ものすごい エネルギーがいり 精神的ダメージが強い
心細かった 少しでもそばにいてほしかった 

だんなさんも 理解をしてくれてからは ほとんどつきあいもいかず
そばにいて 励まし 慰め 赤ちゃんとわたしのそばにいてくれた
うれしかった

つわりは 赤ちゃんが成長している証拠ではあるけれど
大変個人差があり 何にもない妊婦さんだっている

なかなか 世の中の理解が得られない
しかも辛い経験をした妊婦しか わからない
妊娠なのだから 仕方ないと一言いわれて 終わってしまう
私の唯一の救いは 同じように苦しむ妊婦さんのネット上での掲示板だった
こんなに医学が進歩しているだから もっとつわりに対して
目をむけてくれても いいものだと思う
立派な病気だと 私は訴えたい

妊娠5ヶ月も半ばか6ヶ月過ぎたころ やっと吐かなくなっていった
気持ちも 楽になり 普通の生活ができるようになってきた
周りの友達にも やっと妊娠の報告ができた

だんだん膨らむ お腹に しっかりと 赤ちゃんの力を感じた

残りの妊娠生活では 体重が増えすぎないように 
ヨガにいったり 軽く歩きにいったり 引越しの準備を 
少しづつしていたり そしてゆっくり 出産準備に備える予定だった

そして 昨日の検診で

切迫早産との診断


せっかく元気になったから これからたくさんのこと
しようと思っていた矢先

家での絶対安静が必要となった
トイレとお風呂と食事以外はベッドで横になっている必要がある
座っていても 重力がかかるから それは 安静とはいえないとのこと
もしできないのなら 入院らしい

いまも パソコンを布団の上におき
横向きになりながら 片手でうっている

昨日はたくさん泣いて 夜もよく眠れず
気持ちの整理をするのに時間がかかった

だんなさんも仕事を切り上げ 実家まできて
やさしくしてくれた
いまだちょっとショックで立ち直れていないけど
考えても 何も変わらないからって少し落ち着きを
取り戻せているところ

いま赤ちゃんは1300グラム いまでてきちゃうとまだまだ心配
なんとか 無事に臨月まで もってほしいが
せめてあと1ヶ月 2500グラムくらいまででも
がんばって


何にもない妊婦は普通に10ヶ月経っていくのにって
ついつい人と比較して
なんでこんなことばかりって 落ち込むときもあるけど
このお腹の子は 世界でたったひとりの
大好きなだんなさんと わたしの子

だんなさんとわたしが 居なければ 存在できない
たった一人の子

お腹にいるときから 主張がはげしくて
個性があるんだ きっと



京都では 3人の新しい生活がスタートします
育児も家事も宿も すべてが待ち遠しいくらいたのしみです

産まれてきたら みなさん ぜひ顔みにきてください

7 件のコメント:

  1. ミニより。

    私は、たまたまつわりが軽かったけど、
    産休に入るまで、何度も出血があって、ひやひやしたよ・・・

    妊娠6カ月目だったかな?
    ちょうど職場で性教育のタイミングがあり、
    子供たちにもいろいろと教えられたけど。

    自分が小学生のころは、
    奇跡の連続がないと赤ちゃんが生まれないんだ
    ということはわからなかったなぁ・・・

    自分が産むことになって、
    ああ、かんたんなことじゃないんじゃん!!
    ぜんぜん生まれるのってあたりまえじゃないじゃん!!
    って
    初めて知った。


    だからこそ、母は強くなるの?かも。

    ちなみに、生まれた後に、
    丈夫に育てるのは、もっと大変なんだってことに、
    後で気づくのでした・・・(汗)

    むむむむう、
    やるっきゃない!!!
    ママ、べびちゃん、がんばってーーー!!!
    家事頑張らないことを、がんばってー!!

    返信削除
  2. ミニ
    ありがとう
    ほんと奇跡の積み重ねなんだね
    自分が体験して はじめてよくわかるし
    そういう 体験をさせてくれてる
    だんなさんと赤ちゃんに感謝すべきだよね
    落ち込んでる場合じゃないね

    寝てることが一番の薬だなんてラッキーくらいと思って
    がんばるわ!!

    返信削除
  3. たかじん嫁2010年9月18日 0:48

    こんばんは。
    たかじん嫁、めぐです。

    ときどきブログのぞいて、毎回楽しみにしてました。
    今回の投稿を読んで、私も他人事じゃなかったので、
    思わずコメントさせてもらいます。

    私も重度の悪阻で、5キロは痩せ、2ヶ月ぐらいは
    ほとんどトイレの便器の前で過ごしました。
    水を飲んでも吐くし。
    吐き悪阻は、本当に辛いですよね。
    何かを食べたいと思えて、食べても吐いてました。
    よくたかじんにも当たりました。

    今年は猛暑だったし、さらに辛かったと思います。
    私も同じ時期だったので、暑さも重なって本当に
    苦しかったので、お気持ちわかりますよ。
    ベビちゃんもママもよく頑張ってここまできましたね。
    ベビちゃん、ママが優しいのわかって色々要求しちゃってるんですね。

    そして、私も30週目から絶対安静の切迫早産で入院しました。
    そう診断されたときは、思わず絶望的な涙が出ました。
    入院の前は自宅で絶対安静でしたが、
    自宅だとけっこう動いちゃうんですよねー。
    このぐらい大丈夫だろう??みたいに。
    で、私は入院になっちゃいましたが、入院中は友達ができたり、
    看護士さんと仲良くなって、いざ出産時は逆に安心したりで
    今思えば、良かったかな〜と。
    当時はもちろん思えず、クリスマスも病院で半泣きで過ごしました。
    その時、赤ちゃんは、1500gぐらい。

    切迫早産の人は、安産とも言われてますよね。
    きっとそのはず。最後出産のときにいっぱい親孝行してくれますよ♪
    赤ちゃんに会う日まで、辛いこともいっぱいあるし、
    涙もたくさん出るけど、あの出産の感動を味わうことが出来るのは、
    ママの特権ですね。

    寒暖の差が激しくて、体調崩しやすいと思いますが、
    優しい旦那様やご家族に支えてもらって、今はぐーたらしちゃって
    ください。

    生まれたら寝れないので、今のうちに寝だめしちゃってください笑

    長くなっちゃってすみませんでした〜。

    返信削除
  4. めぐちゃん
    一緒だね、、それは辛かったね
    よくきくのが自宅安静ではやはり だめで
    入院になっちゃうっていうので
    いまほんとに 布団からほぼでてなくて
    次の検診で 少しいい結果がででほしいなぁとか
    祈ってるところ。。

    早くも 痩せてるせいか 床ずれみたいで
    それが辛いなぁ

    めぐちゃんはどんな安静生活だったのかな??
    やっぱりひたすら寝てたかな??
    何かいい時間のすごし方あったらおしえて~

    返信削除
  5. あともう少しだ~!

    体のつらさは本人にしかわからないからね~。僕もけっこうひどい小児喘息だったから気持ちは少しだけわかる。

    でも、永遠に続くものじゃないと思えばさ。
    応援してるよ!がんばってじっとしよう!!

    返信削除
  6. ぼくは男なので、つらさは想像以上で、本人以外はわからないと思うので、無責任にがんばって!とは、よう言いませんが、生まれてくるお子さんが大きくなった時、思い出話になることを祈ってます♪

    返信削除
  7. 嫁です 

    >ぴさん
    うん あと1ヶ月かなー がんばる!

    >joshua treeさん
    ありがとうございます
    ひとつ 思ったことは 無事に何にもない平凡な
    妊婦さんはうらやましいけど、だんなさんの男性側の立場に
    たったら いろいろあったほうが 父親としての
    自覚みたいのが 早めにできているかもしれないですね 笑
    ひきつづき 安静がんばります

    返信削除